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味の素が製造する甘味料「アスパルテーム」の害・危険性・毒性は何?

      2015/09/21

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コカコーラゼロなどのダイエット飲料を始め、缶コーヒーや清涼飲料、ガムやお菓子など、あちこちの食品でこの“アスパルテーム”という甘味料の名前を目にします。

ネット上でも「危険」「有害」「脳に穴を開ける」など、嘘とも本当とも付かぬ恐ろしげなうわさが広まっており、あなたも大いに気になっているかもしれません。

そこで、この気になるアスパルテームについて調べてみました。

アスパルテームとは、一体どんな人工甘味料なの?

正式名称は「α-L-アスパルチル-L-フェニルアラニンメチルエステル」。

長々しくてワケ分からん、と思われるかもしれませんが、下段の“アスパルテームの製造方法”をご覧になれば、この名称の意味が理解できます。

砂糖の約200倍の甘味を持つ、高甘味度の人工甘味料です。
同じく人工的に合成されたアセスルファムKやスクラロースと併用すると、甘味が強化され、砂糖に近い自然な甘味を出せるので、甘味料としてよく一緒に用いられています。

本来は 4kcal/g と砂糖と同等のカロリーがありますが、砂糖の200倍もの甘味を持つため、食品への添加量も砂糖の 1/200 で済んでしまいます。
したがって、カロリー摂取にはほとんど寄与しないと考えられるため、特にダイエット食品などにはアスパルテームを甘味料に用いて、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」の表示をしている商品が多いです。

※注意:健康増進法では、カロリー量が100mlあたり5kcal未満(飲料の場合)であれば、カロリーを全く含まない旨(「無」「ゼロ」「ノン」等)を表示してよいことになっています。

アスパルテームとその原料の製造方法

アスパラギン酸(L-アスパラギン酸無水物)と、フェニルアラニン(L-フェニルアラニンメチルエステル)という2つのアミノ酸を合成してつくります。

では、この2つのアミノ酸はどうやって製造するの? と思いますよね。
そこで、大まかに流れをまとめてみました。

アスパラギン酸

① フマル酸とアンモニアを合成(酵素によって反応させる)し、L-アスパラギン酸を生成。 
② L-アスパラギン酸を無水酢酸により脱水反応させ、 L-アスパラギン酸無水物とする。

※一般的にフマル酸は、ベンゼンやブタンといった石油製品から製造されます。

フェニルアラニン

① 微生物(遺伝子組み換え)を培養し、発酵によりL-フェニルアラニンを産出させる。
② L-フェニルアラニンとメタノール(メチルアルコール)を強酸(塩酸など)の下で反応させ、L-フェニルアラニンメチルエステルとする。

アスパルテームは本当に“天然由来”なのか?

味の素のPRサイトによると、

「アスパルテームは『アミノ酸生まれ』」 であり、

「アスパラギン酸とフェニルアラニンは、野菜、肉、牛乳、たまご、果物、魚、大豆など身近ないつも食べている食品に含まれている成分で、それぞれ体にとって大切な役割をもっています」 とのこと。

一方では、化学調味料などさまざまな自社商品の製造に使っているアミノ酸について、

「アミノ酸は天然素材でつくられています」
「現在、アミノ酸製品に使われるアミノ酸も味噌や醤油と同じように、天然素材を原料にした発酵法を中心につくられています」

と言っています。

こういう説明を読むと、私たち消費者は、いかにも自然のアミノ酸を原料としてつくられているかのように錯覚してしまいますよね。
けれども実は上記のように、かなり工業的な過程を経て製造されています。

原料にしても、アスパラギン酸の製造に必要なフマル酸は、石油由来です。
まあ石油も元は天然資源なので、「天然素材」と言ってもウソではないのですが…(汗)
それにフェニルアラニンを発酵生成させる微生物は、効率よく産出させるために遺伝子組み換えされているものです。

これで…何も知らない一般消費者に「天然素材でできています!」と豪語するのもどうかと私は思いますが、いかがでしょうか?

化学的な食品添加物を推進される研究者や専門家の中には、

分子構造が同じなんだから、天然だろうが合成だろうがも全く同じ物質なんだよ(科学知識もない素人がごちゃごちゃ抜かすな!)」

…みたいなことをネット上でおっしゃる方も多分におられますが(笑)
常に素人より専門家のほうが正しいとは限らないのです。

いつも狭い研究室の中で化学式ばかりを眺めている専門家と、私たち一般消費者との感覚には、随分大きな開きがあると思えてなりません。
(その前に、多くの研究者や専門家が大手食品メーカーと繋がりがある、といった事実も見逃せませんが)

実際このアスパルテームにしても、これまで幾つもの健康被害が国際的に言われ、脳に悪影響を及ぼす等さまざまな毒性を示唆する科学的データも多数存在するのですから、“科学的理論”一点張りで安全だと言い張るのはもう無理があるのではないでしょうか。

逆に、危険であるとする主張についても、確かに科学的根拠が確立しているとも言い難いですが、それほどに真実がはっきりしないのであればなおさら、私たち消費者はしっかりと自衛して「疑わしきは食せず」の原則を守っていくべきだと思います。

 

「L-フェニルアラニン化合物」という表示について

また、アスパルテームに含まれるフェニルアラニンについては、生まれつきこのアミノ酸を代謝できない“フェニルケトン尿症”の人が摂取すると健康上のさまざまなリスクがあるため、品質表示欄でアスパルテームの表示には必ず「L-フェニルアラニン化合物」という説明がくっついてきます。

決して、“アスパルテーム”と“L-フェニルアラニン化合物”という2種類の添加物が存在するわけではありません。

 

アスパルテームの危険性とは?

安全性 or 危険性については賛否両論、生まれ故郷のアメリカでも議論の尽きることがありません。

アスパルテームは体内に入ると、アスパラギン酸、フェニルアラニン、メタノールの3つに分解されます。
アスパラギン酸とフェニルアラニンですが、どちらも体内では興奮性の神経伝達物質です。

もちろんどちらもヒトの体になくてはならないアミノ酸なのですが、このように人間都合で精製・合成されたものを余分に体内に取り入れたときに及ぼす影響を、少量だからと頭から無視するのは危険なように感じます。

考えられるアスパルテームの毒性については、ネット上にもたくさんの情報があります。
懸念される人体への悪影響として、主なものだけでも、失明、てんかん、脳腫瘍、脳障害、頭痛、気分の激しい変調、皮膚ポリープ、不眠症、うつ、知能低下、短期記憶への障害…などがあると言われます。

詳しくは、例えば次のような記事を参考にしてみてください。

子育てメディア「人工甘味料『アスパルテーム』の影」

もう一つ、書籍「飲んではいけない飲み物 飲んでもいい飲み物(渡辺雄二著)」から引用しておきます。

アスパルテームは、アミノ酸のアスパラギン酸とフェニルアラニン、メチルアルコールを結合させたもので、甘味度は砂糖の180~220倍です。しかし、メチルアルコールは「劇物」で、人間が誤って飲むと失明する恐れがあります。

アメリカでは、アスパルテームの使用が1981年に認められましたが、それを摂取した人たちから、頭痛やめまい、不眠、視力・味覚障害などに陥ったという苦情が相次ぎました。メチルアルコールが体内で分離してしまったことが原因、と考えられます。

さらに1990年代後半には、複数の研究者によって、アスパルテームが人間に脳腫瘍を起こす可能性があることが指摘されました。また、2005年にイタリアで行われた動物実験では、アスパルテームによって白血病やリンパ腫の発性が認められ、人間が食品から摂っている量に近い量でも、以上が観察されたと言います。

体内で生じるメタノール(メチルアルコール)の毒性も、見逃せないところです。

これほど安全性に懸念があるにもかかわらず、使用量の法的な基準は定められていません。
アメリカでは、多くの人が健康被害に遭ったとして、アスパルテーム製造メーカーや糖尿病協会などを相手に集団訴訟さえ起きています。

アスパルテームが開発されたアメリカでも、安全で問題なしとする研究データ、逆に危険であるとする研究データ、ともに相当数のものが報告されていますが、はっきり言えることは、前者はFDAやアスパルテームの資本会社が行う、もしくは資金を出した研究であり、後者は独立した科学者や研究者、あるいは砂糖業界が依頼した研究であるということです。

※FDA:アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省に当たる。

こんなことだから「科学的根拠がある」だとか「国家のお墨付きがある(から安全)」だとかいう主張は、てんで当てにならないわけです(^^;)。

 

アスパルテーム、開発と世界的成功への物語とは(冷汗)

最後に、アスパルテームの興味深い開発秘話…というか疑惑のエピソードを、以下のリンクを通してご紹介したいと思います。
興味ある方はどうぞご覧になってください。

THINKER「“アスパルテーム”最も論争を呼んでいる人工甘味料」

似たような情報は、ネット上にたくさんあります。
このような内容について、私たち一般消費者が、本当に正しいと確証を得る手段は無いに等しいので、自分に都合が悪いと思えば「悪質なデマ」「都市伝説」などと決めつけて頭から無視することも可能なわけです。

けれども私個人としては、このようなまことしやかな話が伝え広まること自体、十分にその物質の怪しさを証明していると感じます。
「火のないところに煙は立たず」と言いますからね。

ですから私は、アスパルテーム他あらゆる高甘味度の甘味料については、極力というかほぼ絶対的に避けるようにしています。
そもそも必要ないものですから。

以前の記事でお話ししたように、ダイエット飲料だってかえって高カロリー食の原因になってしまいます。

→ ゼロカロリーで太るのはなぜ?人工甘味料とダイエットコーラの恐るべき副作用

砂糖の使用量を控え、薄いあっさりとした甘さに少しずつ慣れていくこと。
最初こそ物足りなく感じますが、やってみると舌と身体は以外に早く慣れてくれますよ(^^)
本当に砂糖の摂取を抑えたいのであれば、それ以上に健康的でまっとうな方法はないと思います。

危険が暴露したアスパルテームに懲りず、後継品が続々と誕生?

2007年に認可された新しい人工甘味料に「ネオテーム」というものがあります。
熱やpH(食品の酸性度)の安定性をさらに高めた、いわばアスパルテームの改良品ですね。
甘さは砂糖の1万倍もあるそうです。

そしてさらにショッキングなことには、なんと、砂糖の2万倍から4万倍もの甘味を持つ人工甘味料が開発され、2014年6月に厚生労働省の認可を得たとのことです。
その名も「アドバンテーム」

まさにアスパルテームの“advan-”すなわち進化版です。
詳しくはこちらの記事へ。
→ 砂糖の4万倍も甘いアドバンテームとは?アスパルテームを超える味の素の人工甘味料


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