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人工甘味料とはそもそも何?どんな種類があるの?

      2015/10/03

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砂糖やブドウ糖、糖アルコールなど、元から自然界にある糖質類とは別に、化学的に合成される「人工甘味料」が存在するのはご存じですよね。

「合成甘味料」とも呼ばれますが、「人口甘味料」ではありません(笑)

たいていは砂糖(ショ糖)の数十から数百倍の甘味を持ち、ごく微量を加えるだけで、通常量の砂糖と同等、もしくはそれ以上の甘さを食品に持たせることができるので、コスト削減に繋がり、あまたの食品メーカーに重宝がられています。

清涼飲料水、菓子類、パン類、乳製品、調味料、漬物、佃煮、ダイエット食品等、さまざまなジャンルに使用されています…というか乱用されている感です(- -;)

栄枯盛衰をくり返す人工甘味料たち

かつて昭和の時代に使用されていたメジャーな人工甘味料としては、サッカリンNa(ナトリウム)、チクロ、ズルチン等がありますね。

これらは皆、のちに発がん性など強い毒性が指摘され、使用禁止となりました。
ただしサッカリンNaは、実験データの信憑性に疑いが出て禁止を解除、復活して現在でも使われています。

※ちなみにこのサッカリンNaですが、その後の別の研究でも、やはり使用した実験動物に腫瘍(膀胱ガン)が発生したというデータが出るなど、現在でも発がん性の危険を疑う余地があります。

また、同じく人工甘味料で、やはり使用禁止となった発がん性の明らかなチクロ、そして現在流通しつつも強い毒性を疑われているアセスルファムK。
この2つとサッカリンは分子構造が非常に似ており、専門の研究者が見ると危険な物質であることが一目で分かると言います。

ガム、アメなど菓子類を始め、漬物や佃煮、ダイエット食品、またある地域では地元のしょう油などによく使われています。
極力買わないように注意してください。

このように、比較的新しく開発された添加物は、認可されて使われた食品が普及し、私たちが長らく摂取してしまったあとで有害性が発覚し、使用禁止となる例も珍しくないので、メーカーは開発当初からもちろん安全性を強調して販売しますが、消費者側としてはやはり避けておくべきでしょう。

特に、化学的に合成され、糖質でないにもかかわらず強い甘味を持つ人工甘味料類は、甘味料自体の開発が目的でなく、他の化学薬品の開発途上の副産物として発見されたものが少なくなく、毒性が強いものが多いように思います。

えてして“まずい”人工甘味料を、食品メーカーはどう使う?

現在非常に多く使われているのが、「アスパルテーム」「アセスルファムK(カリウム)」「スクラロース」
これらは、人工甘味料の“御三家”と呼ばれます。

他にも近年多用されているものに、ネオテームやステビア(天然甘味料)があります。

ステビアは合成でなく、天然抽出の既存添加物ですが、人工甘味料と同じく強度な甘味を持ち(砂糖の200~300倍)、人工甘味料と同じように用いられることが多いです。

これら各々の特徴と危険性については、後述する『現在多く使われている人工甘味料の種類は?』をご覧ください。

こうした高甘味度(超甘い)の甘味料は、単独では独特の苦味、金属味、ざらつきなどが後味となって残るので、ほとんどは性質の異なるものを併用したり、糖アルコールなどと一緒に用いられます。

例えば、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、ステビアなどを、カロリーゼロの糖アルコール“エリスリトール”と一緒に用いると、上記のような人工甘味料の嫌な後味を抑え、丸みのある自然な甘味、口当たりのよさを与える、また果汁ジュースなどの場合には素材のフルーティーさをうまく引き出す等の効果が生まれるそうです。

さらに、エリスリトールは糖質の中で唯一、エネルギー値が0kcal/gであると正式に認められていますので、使用量がごくわずかなため同じくゼロカロリーとされる人工甘味料と併用して、「この商品はカロリーゼロです」と消費者にアピールできるという、メーカー側にとって大きなメリットがあります。

エリスリトールについては、こちらの記事にまとめてあります。
→ エリスリトールとは、血糖値を上げない糖質。危険性はなさそうだが…

また、アスパルテームとアセスルファムKを1:1で併用すると、甘味度が40%上昇し、甘味の立ち上がりが砂糖と同じくらいになり、消費者が好む自然の甘味に近くなるということです。

口に入れてから、舌が甘味を感じ始めるまでの時間が長ければ「甘味の立ち上がりが遅い」と言い、逆に短ければ「立ち上がりが速い」と言います。

アスパルテームは単独だと甘味の立ち上がりが砂糖に比べて遅く、アセスルファムKは速すぎるため、これらを同時に使うことで調整するわけです。

砂糖でなく人工甘味料が多く使われる理由

これは大きく分けて2つあります。

① カロリーを低く抑えられる、あるいは“0(ゼロ)”にできる。

甘いのになぜ低カロリーやノンカロリーにできるのか?
その理由については、別途記事にしてあります。
人工甘味料の危険な甘さ~どうしてゼロカロリーなの?

つまり食品メーカーとしては、ヘルシーなことを消費者にアピールして売上増を見込めます。

② 虫歯にならない。

エリスリトールなど糖アルコールもそうなのですが、人工甘味料やステビアはう蝕性がない(虫歯菌のエサとならない)ので、砂糖と違って虫歯にはなりません。

これもやはり、ヘルシーさをアピールできる要素となります。
歯磨き粉や歯磨きガムにも使われていますね。

③ コスト削減に繋がる。

この理由については、

・高甘味度のため砂糖に比べてちょっとしか使わなくて済む。
・人工的な合成で大量生産されるので、価格自体が砂糖よりも安い。

ということですね。

食品メーカーとしては、究極のところ、このコスト削減こそが最もメリットの大きいところではないでしょうか。

現在多く使われている人工甘味料の種類は?

最後に、いま非常に流通している人工甘味料について、それぞれどんな甘味料なのか、どんな害があると言われているのか、その他、興味深い点を中心にまとめておきます。

●アスパルテーム
●アセスルファムK(カリウム)
●スクラロース
●ステビア

ステビアは天然ですが、近年急速に海外でも認可が進み、安全性が高いとブームになっている甘味料です。
でも、比較的新しい食品添加物であり、本当に危険はないのか? 疑問点も決して少なくありません。

焼き菓子やパン類には、熱や酸に強いスクラロース、ステビア、アセスルファムKが使われることが多い。
アスパルテームは、加熱する食品への使用が禁じられているため()、飲料や冷菓、ガムやキャンディなどに使われることが多いです。

※ 加熱すると有害物質に分解する 恐れがあるからです。
以下の記事を参考にしてください。

→ アスパルテームは加熱調理すると子宮ポリープに…?

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