健康な食事について考えるブログ

やっぱり和食がいいんです!本当においしくて健康になれる食事って何?一緒に考えましょう。

人間の健康によい食事は、自然環境にも優しい④――米を主食とする“素朴な日本食”の優しさ

      2015/09/23

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“素朴な日本食”が、私たちの体を健康にするだけでなく、自然環境にも優しい食生活に適している、その理由の3つ目です。

 

何と言っても“米が主食”が日本食の良さ

穀類は炭水化物の含有量が他の食品に比べて多く、最も体内を汚さない、きれいなカロリー源となってくれる食材です。

 

肉や魚介類を中心にカロリーを摂る恐ろしさ

炭水化物の他、たんぱく質と脂質も体のカロリー源となり得ます。
では、噂のローカーボン(低炭水化物)ダイエットではないですが、肉類、魚介類から体に必要なカロリー量の大半を賄うような食事をしていると、一体どうなるのでしょうか。

 

まず普通に考えて分かることは、例えば肉や魚から、たんぱく質のみ、あるいは脂質のみを取り出して食べることはできないということです。
ですから、たんぱく質の摂取を目的に肉や魚を食べても、結果的には脂質も多分に摂取することになりますし、逆も然りです。
つまり、それぞれの栄養素を必要分だけ摂ることはできないので、どうしてもたくさん食べて両方を多目に摂取することとなります。

 

たんぱく質と脂質を摂りすぎると、どうなる?

すると、たんぱく質と脂質の過剰摂取による弊害が生じてきます。

たんぱく質の過剰摂取による弊害の一つは、腎臓に過度な負担をかけるということです。
炭水化物と脂質は、カロリーとして余剰がでると、体内で中性脂肪に変えられて蓄積されますが、たんぱく質は体内に蓄えられず、余剰分は全て尿として排出されるわけです。
ですから、余分なたんぱく質を処理するため、腎臓は常に働き続けねばなりません。

 

また、脂質の過剰摂取による最も大きな弊害は、コレステロールや中性脂肪が血液中に溜まるようになり、動脈硬化を引き起こす元となることでしょう。

 

 ご飯の良さを見直し、ご飯を主要なカロリー源としましょう

このように考えると、肉や魚介類を多量に食べてカロリーを得ようとするよりも、炭水化物を主成分とする米や穀類の量を調節して、体に必要なだけのカロリーを得るほうが、効率がよいことが分かります。

 

もちろん炭水化物も、余剰分は脂質と同様に中性脂肪として体内に蓄えられますから、過剰摂取は肥満の要因となります。

ですので、主食:副食の割合をおよそ1:1で食べるのがよいと、一般的によく言われています。
ただし諸見解があり、主食:副食=6:4、7:3、中には8:2と主張する方もおられます。
要は、ご飯はおかずと同量か少し多目に、ということです。

 

海外では意外なことに、食事における“主食”という概念がそもそも存在しない国が多いようです。

そんな中で、水で洗って焚くだけで食べられる淡泊な味わいの“ご飯”を主食にし、その他の副食から必要な栄養素を補いながら様々な味覚をも楽しむ、という日本の伝統的な食生活は、体の健康を培うという意味でも、また食によって精神的な潤いを得るという意味でも、優れていると言えます。

 

もちろん、ご飯は水で炊くだけですから、後片付けも水洗いで済みますので、地球環境にもとても優しいですよ。

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