健康な食事について考えるブログ

やっぱり和食がいいんです!本当においしくて健康になれる食事って何?一緒に考えましょう。

「日本食文化の世界遺産化プロジェクト」をご存じですか?

      2016/01/08

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史跡や土地だけじゃない。“食文化”も文化遺産になれるんです

近年、世界各国で、自国の食文化をユネスコの文化遺産に登録する動きが出ているそうです。

例えば、フランス料理や地中海料理、メキシコ料理など、その地域に根付き、他と一線を画した伝統ある食文化や食習慣が、次世代に残すべき貴重な文化的資産として認められ、無形文化遺産に登録されているのです。  

そこで、農林水産省も、日本の食文化について、ユネスコの無形文化遺産への登録を昨年春に申請しました。 実際に登録されるか否かは、ユネスコが検討、審議し、今年の年末に決定するそうです。  

世界的に見ても特徴的な、日本の食文化

アジア大陸の端っこに弓なりに曲がったへんてこな我が国の地形は、日本地図や世界地図でお馴染みです。

その緯度におけるその変わった形が、四季折々に多様な気候をもたらし、各地方に独特のバラエティに満ちた食材をもたらし、これほどに豊かで繊細な食文化を形成したのだと思うと、日本人として少なからず感慨がありますね。  

日本の伝統食の優れた点については、他のページで触れましたが、さらにいま気がつくことを述べますと、次のようなものがあります。  

①干し椎茸や昆布、干し魚などの乾燥食品の利用、それらを水に浸けて出汁を取ることによって、食材の“うま味”を活用する知恵の素晴らしさ。
②季節折々の年中行事と密接に結びついた食習慣、漆の茶碗や箸に代表される、独特の食器文化など。
③「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶言葉に見える、食材としての動物や植物など自然の恵み、そして食事を用意してくれた人の労力への感謝の気持ちを表す食習慣。  

私たち日本人が忘れかけているもの…

昨今では、便利な加工食品やレトルト食品が普及し、地方遍くスーパーやコンビニが建ち並び、さらに海外の食文化の流入により、私たち日本人自身が我が国の食文化の美しさ、貴重さをなおざりにしているような気がします。

現代の飽食の時代に、それらを改めて見直し、もう一度、謙虚さ、勤勉さ、感受性の豊かさといった日本人としての美点を私たちの心に取り戻す契機となるよう、ぜひユネスコ無形文化遺産に日本の食文化が登録されることを願っております。  

詳しくは、下記のリンクをご参照ください。
農林水産省「日本食文化の世界遺産化プロジェクト」

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