健康な食事について考えるブログ

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【肉食=現代の食事がガンの原因となる理由④】肉を必死で消化しながら活性酸素が激増

      2018/09/12

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牛肉、豚肉、ウィンナー、ハム、卵、乳製品…現代の私たちの食生活は、さまざまな動物性食品に溢れています。

これらの動物性たんぱく質や脂肪は、体内での分解・消化において、肝臓をはじめとしてさまざまな消化器官に多大な負担を与えます。

また、こうした大変な消化活動は、多大なエネルギーを消耗するとともに多くの活性酸素を発生させてしまいます。

活性酸素からダメージを受けたDNAは変異を起こしてガン細胞の卵となり、免疫力の低下した私たちの体を蝕む機会を、虎視眈々と狙っています。

前回では、ガンや生活習慣病の大きな原因となっている「活性酸素」について、一体どんなものなのか、どうやってヒトの体にガンを引き起こすのか、という内容をお話ししました。

前回記事:【肉食=現代の食事がガンの原因となる理由③】活性酸素が癌を起こす仕組み

次はいよいよ、肉類の多い高カロリー・高脂質な現代の食事が、なぜ活性酸素を体内に大量発生させるのか、そしてそれがどのように発がんへと繋がっていくのか、そのメカニズムについてまとめたいと思います。

この記事では、いま問題になっている「過食」、そして動物性たんぱく質や脂肪の摂りすぎによって活性酸素が増大するメカニズムを解説します。

肉は「過食」に陥りやすい。

肉体が活動するため、細胞内のミトコンドリアが酸素をエネルギーに変換する作業の中で、活性酸素は生まれます。

なので、過度の運動や内臓の働きなど、エネルギーを多く費やす肉体活動は活性酸素を大量に発生させやすいのです。

過食は、分解・消化・排泄といった消化器系の仕事が増えるため、胃・腸・肝臓・腎臓などに多大な負担をかけます。
これは、激しい運動や肉体労働と同じく、活性酸素を大量に生じさせる原因となります。

食事の消化に要するエネルギーは、フルマラソンで消費するエネルギー量(約1600kcal)に相当すると言われます。

食事のあとでうとうとと眠たくなるのは、このためです。
体内で消化活動に力を使うので、他の活動をしないでほしいと体がサインを出しているのです。

特に肉類は、脂肪が多くて食べやすく、濃厚なタレや塩こしょうをたくさんかけて料理に出されるので、ついついたくさん食べ過ぎてしまうのです。

動物性たんぱく質や脂肪は、特に複雑で分解しにくい。

動物性たんぱく質は、動物の体の一部分であるため、金属や脂質などと複雑に結合しています。

とりわけ脂質は構造が複雑で、消化吸収するにも多くの複雑な過程が必要なので、腸や肝臓が非常に忙しくなります。

これが日常的に続いてしまうと、肝臓をはじめとする消化器官が、いわば「過労」の状態に陥ってしまうわけですね。

こうして消化器官が弱ってしまうと、活性酸素に対抗する免疫力も落ち、発がんの危険にさらされることになります。

アミノ酸の分解で、有害なアンモニアが大量発生

また肉を食べ過ぎると、過剰なアミノ酸が分解されることになります。
このとき、アミノ酸には窒素が含まれているので、有毒な アンモニア が生成されるのです。

ですから、このアンモニアを無毒化して尿素に変える肝臓、その尿素を尿として排泄する腎臓に大きな負担をかけてしまいます。

動物性たんぱく質や脂肪は、消化から排泄までに時間がかかり「腐敗」が進む。

実際、動物性たんぱく質は他の食べ物に比べ、消化するのに多くの時間とエネルギーを要します。

果物や野菜が数十分~2時間程度で胃を通過していくのに対し、お米やパンなど炭水化物は2~3時間、肉や魚などのたんばく質で4~5時間かかります。
脂肪はなんと7~8時間もかかってしまいます。

さらにその後も、腸内での消化吸収に何時間も費やされるため、その間に腐敗を起こして有害物質を多量に発生させてしまいます。
そのため、これら有毒物質の解毒にも肝臓の負担がかかるのです。

消化器、特に肝臓や腎臓の負担が増すと、有害物の解毒が十分にできなくなり、そのまま血液に乗って全身を回ることになります。
そうすると今度は白血球が戦わねばならなくなりますから、活性酸素が大量に生成されるわけです。

さらに、肝臓や腎臓をはじめとする消化器官がさかんに活動するので、そこでも大量のエネルギーが酸素から生成され、ついでに副産物である活性酸素の量も確実に増えていきます。

次回は、

高脂肪な食事が特に活性酸素の増大を招くわけ

についてお伝えします。

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