健康な食事について考えるブログ

やっぱり和食がいいんです!本当においしくて健康になれる食事って何?一緒に考えましょう。

主菜にはたんぱく質を④――肉を食べるということについて。“霜降り肉”の恐さ

      2015/09/24

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動物性たんぱく質を、できるだけ肉類よりも魚介類から摂ることをお勧めする理由として、前回の記事では両者に含まれる脂肪酸の違いについてお話ししました。

その他にも、タンパク源として魚介類のほうが優れている理由があります。  

② 現代の畜産事情

鳥や豚や牛が食肉用に飼育されているところを見たことがありますか?
見たことのない方は、一度、こちらの参考サイトをご覧ください。  
地球生物会議 ALIVE 「ブラックボックスの中の日本の畜産」  

お分かりでしょうが、身動きも取れぬほどの過密飼育なのです。

低コストに抑えるための狭い飼育用地、また、家畜たちに運動をさせないほうが脂の乗った軟らかい肉となり、高くよく売れるという事情が相俟って、このような密集飼いとなっています。

当然、動物たちのストレスも限界状態ですし、体の抵抗力も落ちて病気が蔓延します。
ですからそこに、大量の抗生物質を投与するわけです。  

しかも、これらの動物たちは本来草食なのに、やはり霜降りの美味しい肉にするために、トウモロコシや麦などの穀類、あるいは大豆などを与えているのです。

もちろんそれらの飼料は、大部分が輸入作物です。
ですから、大量のポストハーベスト(農薬)が使用されていますし、また大半が遺伝子組み換え作物なのです。  

このように、元々の生態と全く異なるやり方で長期間飼育され、薬漬けになった動物たちの肉が、果たして本当に人間の食用として安全と言えるでしょうか?

実際に、こうして飼育される家畜の7~8割が、病気や内蔵変異などの理由により屠殺禁止となり、廃棄処分されているとのデータもあります。  

 

栄養やおいしさだけでなく、食料生産の実状にも目を向けて

アミノ酸や脂肪分など栄養に関する事柄だけではなく、このような現代の食料生産のあり方も考えて、私たちは普段の食べ物を選択していく必要があると思います。

上記のような実状を理解すると、やはり肉類を常食するのはいかがなものか? と思わざるを得ません。  

でも皆さんの中には、「じゃあ、魚は安全なの? 養殖だって似たようなもんでしょ?」と思われる方がいるかもしれません。

確かにそのとおりなのです。魚の養殖についても考えてみる必要があります。
それにつきましては、次の記事に詳しくまとめましたのでご覧ください。  
「魚を食べるということについて。ぶり、マグロよりもアジ、いわしを」

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