健康な食事について考えるブログ

やっぱり和食がいいんです!本当においしくて健康になれる食事って何?一緒に考えましょう。

人間の健康によい食事は、自然環境にも優しい①――現代の“食”が抱える様々な問題

      2015/12/30

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そもそも“健康な食事”って、どんな食事?

先に私の見解を述べてしまいますと、それは
「人間の体と心に優しいだけでなく、地球の生態系とも調和を保ちながら、長く続けることができる」
ような食事だと思っています。

食における現代社会の問題点は?

現代のように、男性だけでなく女性までもが職場での仕事に追われ、利便性と経済性が極度に追求される社会では、食品においてもできるだけ手間と経費を掛けずにおいしく食べられるものが求められます。

そんな中、食品添加物を多く使った加工食品や、農薬や化学肥料で栽培された野菜、遺伝子組み換え作物を餌として育ち、病気の蔓延する狭い畜舎で抗生物質を投与されながら育てられた牛や豚、過密飼いの養殖網の中で化学薬品に殺菌された養殖魚…というように、私たちの食生活には、本来の生態系の自然な在り方とは大きくかけ離れた食品や食材が溢れています。

何でも贅沢に食べられるのが“豊かな食生活”ではない

今や、私たち人間の文化の発展、科学技術の進歩には目覚ましいものがあり、それにつれて一般市民の生活スタイルも大きく変化してきました。

欧米諸国や日本などの先進諸国では、飛躍的にGDP(国内総生産)が伸び、面倒な家事の効率を上げてくれる電化製品や生活必需品が一般家庭でも容易に揃うようになり、消費者の暮らしも豊かになりました。

飽食の時代と呼ばれ、食べたいものを好きなときに選んで買って食べられる便利さを当たり前に享受する生活の中で、私たちは、食のありがたさ、自然の恵みに対する畏敬と感謝の気持ちを忘れかけていると言えるでしょう。

 “人間中心主義”の食生活を続けていくと…?

食品添加物や農薬、化学肥料、遺伝子組み換え作物といったものが、人体に直接・間接に悪影響を及ぼすことは言うまでもありません。

しかしそれ以前に、このような買う側の利便性、売る側の利益向上といった、人間の社会システムだけに焦点を置いた人間中心的な食のスタイル自体が、自然との共生においても様々な弊害をもたらします。

例えば、現代の食の流通サイクルの中では、大量の廃棄食品が生まれ、それらの処理のためにまた大量の天然エネルギーや化学エネルギーを消費し、少しずつ地球を汚染しています。

また、元々は大自然の中で生きていた牛や豚、鶏など家畜の生育環境の悪さ、大豆やとうもろこしの遺伝子組み換えなど、動植物の生態が極端なまでに歪められ、自然界の生命がないがしろにされています。

この代償は、やがて様々な疫病のもと、あるいは人体の健全な働きを阻害する異物という形となって、それらを食べる私たちの体にもやがては訪れることでしょう。

次の記事に続きます → 「人の健康によい食事は、自然環境にも優しい②」

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