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スクラロースとは…砂糖に塩素を反応させた、とても危険性の高い甘味料

   

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「スクラロースは砂糖からつくられます」といかにも自然でヘルシーなイメージをまとって宣伝されることも多い、人工甘味料のスクラロース。

ですが、決して安全性が保証されているとは言えません。
むしろ、自然に存在しない有機塩素化合物の一つであり、かなり危険な物質と心得ておくべきでしょう。

体内に消化吸収されないので、普通の砂糖に比べて血糖値が上がりにくいのは事実ですが、一方では下痢などの副作用も多々聞かれ、肝臓や腎臓、リンパなどの代謝系にダメージを与える恐れのある、かなり毒性の強い食品添加物です。
そのため、厳密な使用基準も定められています。

今回は、このスクラロースについて詳細をまとめました。

スクラロースとは、そもそもどんな人工甘味料?

砂糖から合成されるので、他の人工甘味料に比べると、クセがなく砂糖に近い自然な甘味を持つといいます。
けれどもその甘味度は、なんと砂糖の600倍です。

体内で消化吸収されないため、「ノンカロリー」「カロリーゼロ」を謳うことができます。

現在、スポーツドリンクや缶コーヒー、ドレッシングや調味料、デザート、菓子類、漬物など1万品目以上に使用されており、生産量が追いつかず価格が暴騰したこともあるそうです。

スクラロースの製法は?

砂糖に塩素を反応させ、ショ糖(砂糖)の3つの水酸基(-OH)を塩素原子(Cl)に置き換えます。

非常に安定性の高い構造となるので、熱や酸にも強く、食品の長期保存が可能になります。

海外では、アスパルテームに代わってスクラロースが主流に

近年アメリカでは、ダイエット飲料に使われる甘味料がアスパルテームからスクラロースに置き換わってきたと言います。

その理由は、

① アスパルテームは後味が長いため、アセスルファムKと併用しなければならないが、スクラロースは後味がそれほど残らず、砂糖に近い甘味を持っているため、単体で使うことができる。

② アスパルテームが加水分解を起こしやすく、保存性が低いのに対して、スクラロースは安定性の高い構造で長期保存できるため、商品の賞味期限を長く設定できる。

アスパルテームの害が一般に広く知られるようになり、それに代わる人工甘味料として急速に普及した。

※アスパルテームの危険性については、以下の記事にまとめてあります。
味の素が製造する甘味料「アスパルテーム」の害・危険性・毒性は何?

食品添加物の危険に対してまだまだ意識の低い日本では、依然としてアスパルテームも多く使われていますが、近い将来には同じ流れが日本にも来るかもしれません。

しかしスクラロースは、アスパルテームと同様か、それ以上に恐い有害な人工甘味料です。
私たち消費者が徹底的に購入を避けることで、ぜひとも市場から追放したいものです。

スクラロースは、なぜ危険なの?

冒頭にも書きましたが、「砂糖からつくられた甘味料」といかにも安全なふうにアピールされることがあります。

けれどもその実態は、炭素分子と塩素分子が結合した「オルガノクロライド(有機塩素化合物)」であり、自然界には存在しない人為的な合成物質です。

なのでアセスルファムKと同じく、体内で消化されず、異物となって身体中の血管をぐるぐる回ります。
肝臓や腎臓など代謝系に負担をかけ、ホルモンや免疫の働きを阻害するなど、さまざまな健康上のリスクが考えられます。

スクラロース以外のオルガノクロライドには、農薬のDTT(毒性が強く、世界各国で使用禁止)や環境ホルモンのPCB、そして悪名高いダイオキシンなど、危険物質が非常に多く存在します。
つまり、スクラロースはこれらの仲間なのです。

もちろんそれぞれ化学構造も異なりますから、毒性の内容も程度も違ってきます。
けれども、やはりヒトの体に好ましくない物質であることは間違いないでしょう。

このような、体に消化されない異物的な添加物を長年摂取し続けて、もし肝臓や腎臓に何らかの障害が出て医療機関にかかっても、因果関係はまず判明しないと思われます。

なので、最初から体内に入れないよう、気をつけて食品を選ぶほうがいいのです。

動物実験の結果については、書籍「買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子(渡辺雄二著)」より引用しておきます。

スクラロースを5%ふくむえさをラットに食べさせた実験では、脾臓と胸腺のリンパ組織に萎縮が見られました。さらに、妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを経口投与した実験では、一部に死亡や流産が認められました。ラットの実験では、脳にまで入り込むことがわかっています。

アスパルテームやアセスルファムK、スクラロースなどの人工甘味料類は下痢の原因となることがよく知られていますが、特にスクラロースの場合は、動物実験においては流産と関わりがあるようです。

上記のウサギによる実験でも、下痢による体重減少のあとに死亡や流産が起こっています。

だからと言って、人間が摂取した場合にただちに流産が起こるとも思えませんが、少なくとも体にとって安心安全な物質とは言えません。
特に妊婦さんは、摂取を避けたほうがよいのではないでしょうか。

さらに最近の研究では、腸内の善玉菌を減らしたり、薬の効果を損なう等の悪い作用があることも明らかになりました。

2014年6月に掲載された研究。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/sucralose_adversary-effects/

このように、新しい添加物には、たとえ公的機関から安全性が認められても、後になって危険性や害が明らかになる事例が多いので、避けたほうがよいのです。

スクラロースは、高温加熱で有毒ガスを発生します

138℃以上の加熱で、有毒な塩化水素ガスを発生させることが明らかになっています。

また、製パンにも関連しますが、油脂類や乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル。非常によく使われる乳化剤です)を含んだものを200℃前後で焼くと、発がん性が疑われている有害な塩素化合物(クロロプロパノール類)が発生します。

自宅でお菓子作りをする方は分かると思いますが、クッキーやビスケット、パンなどはおおよそ160~200℃ぐらいで焼きます。
甘味料にスクラロースを使った焼き菓子類は、まず買わないほうがよいでしょう(・・;)

※クロロプロパノール類は、カップ麺や即席スープ、しょうゆ等の製造に使われる「アミノ酸液」や、惣菜やレトルト食品などに幅広く使われる「たんぱく加水分解物」にも含まれることが分かっています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→<参考リンク「たんぱく加水分解物について」>

外部の参考サイトも挙げておきます。
農林水産省「食品中のクロロプロパノール類に関する情報」

環境への影響も心配です

安全性評価では、微生物によって分解されるので環境への有害な影響はないとされているようですが、実際には分解スピードが非常に遅く、難分解物質であると言われています。

下水道からスクラロースが検出されることもあるそうです。

同じオルガノクロライド(有機塩素化合物)である農薬のDDTも、自然界で分解されにくく、土壌や川、海などに長期間残留し、食物連鎖を通じて人間の体内に入って神経毒となることが知られていますね。

元々自然界に存在しない有毒物質なのですから、微生物が分解できないのもうなずける話です。
このような合成物は、いかなる用途のためであっても、最初から製造しない、使用しないようにすべきです。
ましてや食べ物に入れるなんて、言語道断と言わねばなりません。

食品を甘くするためなら、せめて素直に砂糖やハチミツを使ってほしいものですね。

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