品質表示欄に“V.C”…これってビタミンCのことだよね?
2015/06/19
「ビタミンCが入ってる!」と喜ぶ前に…
大衆スーパーに並ぶ廉価な加工食品には、多種の添加物やそれに類する物質が原材料として含まれています。
たとえば、近年さかんに酸化防止剤として使われている『V.C』というものがあります。
缶ジュースやペットボトルのお茶に入っているのをよく見かけますが、煮干しなどの乾物や、ふりかけなどの加工食品にも使用されます。
これはご想像どおり「ビタミンC」のことであり、私たちが見るといかにも健康によさそうな気がしますよね。
酸化防止剤の“V.C”は、体の栄養にはなりません
しかしこれは、化学合成されたL-アスコルビン酸を意味しています。
ですから、やはり工業的な製造過程に安全性が疑われます。
また、自らが酸化することによって商品の酸化を防ぐための“酸化防止剤”ですから、すでに酸化したビタミンCを商品と一緒に摂取することになりますが、この“酸化したビタミンC”は、人間の体にとって栄養とはなりません。
“調味料(アミノ酸)”や“大豆たんぱく”と同じように、私たちの体によいものとは決して言えないと、管理人は考えています。
少量の摂取は問題ないかもしれませんが、知識として心得ておいて損はないと思います。