野菜の栄養-知ってるようで知らない正真正銘の“ダイエット食材”とは?
2015/09/28
肉や魚などのたんぱく質とともに、ぜひ摂らなければいけない野菜。その中でも栄養価の高いのは何と言っても“緑黄色野菜”だというイメージは、皆さんにも強くあると思います。
けれども、ではそれ以外の野菜は摂らなくてよいのか? というと決してそうではありません。
緑黄色野菜の効能とは?
緑黄色野菜の主要な栄養素として挙げられるのが、ビタミンAの元となるカロチン(カロテン)です。
(ご存じかと思いますが、カロチンの含有量によって緑黄色野菜が定義されています)
ビタミンAからは、内臓の粘膜や粘液の主成分であるコンドロイチン硫酸がつくられます。
その結果、内臓が常に充分な粘膜や粘液に守られ、胃、食道、肺などに発生するガンを予防するのに効果があるのです。
また、緑黄色野菜には往々にしてビタミンB2・C・Eなど、抗酸化作用の強い栄養素が多く含まれています。
そのこともあり、これまでは緑黄色野菜を食べることが盛んに推奨されてきました。
※参考記事:「にんじん・かぼちゃなど、緑黄色野菜を食べましょう」
淡色野菜は、緑黄色野菜に負けず劣らず大事なんです
しかし近年になって、淡色野菜にも人体にとって大事な栄養素や働きがあることが分かり、淡色野菜を食べる重要性が指摘されています。
淡色野菜の栄養的な効能を大まかにまとめると、
① 白血球の働きを促進し、免疫力を高める。
② 抗酸化作用がある。
※“抗酸化物質(スカベンジャー)”について知りたい方は、こちらの参考記事をご覧ください。
「活性酸素を除去するためにも、日本型の食生活を」
③ 食物繊維やミネラルが豊富
以上のようなものになります。
では、これらの働きについて、次の記事から順を追って具体的に見ていこうと思います。
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