味噌汁の作り方②―味噌汁に入れる具の種類
2015/09/25
「味噌汁の作り方①」で、簡単で美味しいだし汁の取り方を説明しました。
この記事では、そのだし汁を使った味噌汁の作り方と、美味しい具材についてお話しします。
画像はかぼちゃのお味噌汁。
このように具材で季節を楽しめるのも、味噌汁の大きな魅力の一つです。
味噌汁の作り方(だし汁を取った後)
(1) だし汁の中に、食べやすく切った具材を入れ、火を通す。
(2) 具材に火が通ったら、煮立たない程度の火力にし、味噌こし器か玉じゃくしで味噌を溶きながら入れる。
(3) 煮立つ直前に火を止める。
あまりぐらぐら煮立たせると味噌の風味がなくなるので、味噌汁は煮立たせないように気を付けましょう…って、どんなレシピにも必ず書いてあると思います。
でも実際には、味噌汁を火にかけながら他のいろんなおかずを料理していますので、「あっ、しまった!」と思うと鍋がぐつぐつ揺れている…といったことも日常茶飯事です(^^;)。
家庭で作る場合は、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。
味噌汁に適した具材とは?
基本的には、旬の野菜+豆腐 or 油揚げを入れると、バランスはよくなると思います。
私の家では、上記の野菜類にプラス、玉ねぎの薄切り、ほぐしたしめじ、乾燥わかめのいずれかを少量入れ、さらに豆腐もしくは油抜きした刻み揚げを加えることが多いです。
こんにゃく、にんじん、里いも、しいたけ、崩した豆腐を少量のごま油で炒めて入れて、けんちん汁風にするのも美味しいですよ。
これには、レンコンの薄切りもよく合います。
また、里いも、ほうれんそう、白菜など冬の野菜には、味噌のついでに練りごまも溶き入れて「ごま味噌汁」にすると、また格別の味わいです。 体も温まりますよ。
春先であれば、あさりやシジミなどの貝類を使うのもよいですね。
この場合はだし汁は使わず、貝類を水から入れて煮立たせます。
これだけで、良いだしが出るのですね。
三つ葉などを添えると美味です。
このように味噌汁は、単に栄養豊富なだけでなく、四季の彩りと味わいを楽しむことができる料理です。
ぜひ毎日の食事に取り入れてくださいね。
時には気分転換に、即席風のお吸い物を添えるのもいいですね。
たったの数分でおいしくできるお吸い物の作り方を、別記事でご紹介しています。
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